●9月研修 

 9月7日(土) 午前9時半 ひとまち交流館 第3会議室

 「鳥羽伏見の戦い ・3倍の兵力の旧幕府軍がなぜ負けた 」 講師 富永正治

 前年10月に大政奉還した江戸幕府は、挑発を繰り返す薩摩に堪忍袋の緒が切れ、慶応4年(1868年)1月3日、ついに新政府軍と鳥羽と伏見で武力衝突しました。

 3倍の兵力とフランス仕込みの兵制、幕府軍に勝るとも劣らない最新兵器で臨んだ旧幕府軍でしたが、わずか4日で大敗し、慶喜は江戸に逃亡しました。戦いの背景と敗因に迫ります。

10月研修

 10月13日(日)10時~15時 

 阪和線百舌鳥駅で下車し、百舌鳥古墳ビジターセンターに10時集合

 【健脚向き】大仙古墳(仁徳天皇陵)を一周し、百舌鳥古墳群を巡る 健脚向き 

 コース 古代日本の百舌鳥古墳群 約10km 5時間 弁当・飲料・雨具持参

 百舌鳥古墳ビジターセンター10時集合~仁徳天皇陵古墳を一周~堺市博物館(200円)~昼食~グワショウ坊古墳~七観音古墳~履中天皇古墳~いたすけ古墳~御廟山古墳~百舌鳥八幡宮~ニサンザイ古墳~定の山古墳~御廟表塚古墳~解散:南海中百舌鳥駅 

11月研修

 11月10日(日)10時~12時 JR八木駅 10時集合

 内藤ジョアンの八木城 

 南丹市八木町の城山(標高330㍍)に築かれていた山城で、遺構の規模、東西約700㍍、南北約900㍍から最大級の山城と謂われる。内藤ジョアン(如安)は、八木城に生まれ、永禄7年(1564)頃、都の南蛮寺にて宣教師ルイス・フロイスより洗礼を受けた。 

●12月研修 

 12月21日(土)13時半~15時 ひとまち交流館 第5会議室

 『京都の大火と地震、空襲』 講師 冨永正治

 京都では、大極殿が失して以後再建されることはなかった1177年の太郎焼亡を始め、1708年の宝永の大火、1788年の京都史上最大といわれる天明の大火、1864年の禁門の変にともなって起こり、京都の主要部を壊滅させた元治の大火など、数知れぬ大火に見舞われてきました。また、秀吉の伏見城や方広寺大仏が倒壊した1596年の慶長伏見大地震や1830年の直下型文政京都地震など地震の被害からも無縁ではありませんでした。

 しかし、その都度力強く復興し、新しい政治体制や文化を生み出すきっかけともなりました。このような災害とそれが与えた影響についてみていきます。 京都が原爆投下の有力候補であったという事実も併せて取り上げます。