2025年
●1月研修
1月25日(土)9時半~11時 ひとまち交流館 第3会議室
『桓武天皇~造都と征夷のみかど』 講師 島田 宗人
50代桓武天皇は、平城京から長岡京そして平安京と二度京(みやこ)を遷しました。
三か所の京で政治をとった天皇です。
また北に向けて数度にわたる征伐を行い、東北の経営に力を注ぎました。
“桓武”は勇猛な武王を表わし、歴代の天皇の中でも剛毅な「みかど」とされています。
一方、不幸なかたちで先に逝った近親の怨霊に悩まされ、霊を祀る姿も見られます。
壮年になって即位をして、京(みやこ)を造ることと蝦夷征伐を宿命づけられた
「帝王桓武」の治績をたどり実像に迫ります
●2月研修
2月23日(日)9時半~11時 ひとまち交流館 第3会議室
『角倉了以・素庵の遺産』 講師 秋房 麻理
角倉了以と素庵をご存知ですか?二人は父子で主に江戸時代初期に革新的な事業を数多く行った豪商です。それらの事業は近世京都の発展にも大きく寄与しました。
彼らの人物像と、その先駆性、また彼らを支えた背景を解き明かし、現存する史跡についてもご紹介します。
●3月研修
3月23日(日)9時半~11時 ひとまち交流館 第3会議室
『大念仏狂言に惹かれて』 講師 岡本 弘
演劇も絵画も初めて観た時の感動が大事と言われます。念仏狂言は、鉦・太鼓・笛だけで、台詞は無く(千本閻魔堂は一部演目にある)、身振り手振りで進む無言劇です。狂言と言いますと、多くの人は茂山家や野村家が演じる能狂言を思い浮かべますが、これとは異なります。念仏狂言は、宗教の布教を目的に変化・発展してきました。これらを時代背景と重ねて話を進めていきます
●4月研修
4月26日(土)10時 京阪天満橋駅 東口の改札口集合
『大阪は商都でなく宗教都市だった』 講師 奥西 不二
コース:京阪天満橋駅 東口の改札口…地下鉄天満橋駅⇒地下鉄谷町九丁目…高津神社…生玉神社…寺町筋…四天王寺…天王寺駅地下街(昼食or 解散)
※昼食後は希望者のみ、阪堺線(路面電車)⇒住吉大社 境内散策 南海電車住吉大社駅(解散)
テーマ:都市としての大坂は顕如が建立した石山本願寺、周辺の寺内町(城塞都市)が出来たことによってはじまります。和議によって石山合戦のあと石山本願寺の跡地に秀吉は大坂城を造りますが、城下町の整備発展のためには本願寺の力が必要とされ、天満に本願寺を呼び寄せます。秀吉没後に起った大坂の戦で町は廃墟になりますが、再建を担ったのは近江商人たちで、繁栄は彼らの信仰に根差しているともいえ。そのゆかりの場所を訪ねてみましょう
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